また、しげさんが電話に出なくなりました。
ひきこもりのリズムでもあるんでしょうか?

そして、連絡が取れないと却って気になる。
何か、しげさんが引きこまらずにいられる精神状態を保つためにできることは無いかな。
「何もやる気が出ない」らしいからな。
そんな毎日はしんどいだろう。
だからこそ、介護サービスを利用したいんだけどな…。
病院行こうよ〜

しげさんは、いつも決まったコンビニに買い物に行く。
そこで、牛乳・タバコ・新聞は必ず買うそうだ。

新聞は、どのへんの話題に興味があるのかな?
昔は野球が好きだったけど、最近は興味無さそうだし…
ちなみに、しげさんが応援していたのは太陽ホエールズ! 子供の頃に帽子を買ってもらったのを覚えています。

部屋の隅に、文庫本が数冊置いてありました。
「蒼穹の昴」が全巻揃っていたので、後日うちにあった浅田次郎の短編集を持っていきました。
読んだかなぁ…
「読んだ?」って聞くのもなぁ。
そもそも、本、読めるのかしら?

「認知症 読書できる」でググります。

おお! どれどれ?

「進行予防に読書を!認知症の人でも読みやすい本が発売される」

アルツハイマー病患者のための本

進行予防の効果が期待できるのにもかかわらず、認知症になると諦めてしまいがちな「読書」。
ベルギーのアルツハイマー病協会は、「Simplified Stories(簡略化されたストーリー)」というプロジェクトを立ち上げ、認知症になってからも読んで理解しやすい本を作りました。

この本にはどんな工夫がされているのでしょうか。

各章の初めに前章のまとめをつける

ストーリーをイメージした画像を付け、ページの最後にはそのページのまとめが書かれている

他にも
・固有名詞や詳細などをできるだけ削り、文章量を通常の6割程度に
・各章ごとにページを色分け
といった工夫がされています。

第一弾は「伝記」
第一弾で発売されたのは、ベルギーで活躍しているミュージシャン、ストロマエの伝記です。
文章量を減らしても、内容の魅力がしっかり伝わる「伝記」は、このプロジェクトにぴったりなジャンルなのかもしれません。

この取り組みはベルギーで行われているものですが、ぜひ日本でも実現してもらいたいものですね。

してもらいたいです!
なるほど〜。
伝記ね。

この本は、フランス発の国際広告賞「Epica Awards」の2016年のデザイン部門グランプリを受賞したそうです。

発表元のアルツハイマー病協会によれば、早期発症型認知症の人たちは記憶障害だけではなく、言語障害にも悩まされており、読書が記憶を鍛える最良の方法であるにもかかわらず、本を読むことをあきらめてしまうという。

そこで同協会では専門家の協力を得て内容を簡略化させたスタイルの本を発売。
ページあたりの文字数を減らし(以前の6割に)、ストーリーの構造を時系列に整理し、章ごとにまとめを追加して、内容を理解しやすくした。
この伝記を第1弾とし、内容を簡略化したシリーズ本を出版していくプロジェクトだそう。

日本語じゃなかったか〜!
残念!
でも、「前の章までのあらすじが書いてある」「文字数の少ない」「ストーリーの構造を時系列に整理してある」という本なら探せそうだな。
児童書でもいいかもな。
児童書って面白いもの、たくさんあるんですよね。

娘たちが小学生の頃、よく一緒に図書館に行きました。
児童書の中で、私の気に入っているのは、
「夏の庭」
「オグリの子」
「カワウソがいる」
とか…。
阿部夏丸さんは、ほとんど読んだと思います。
「夏の庭」は、小学生の子供たちが近所の老人を死にそうだと思い観察するところから始まる物語なので、しげさんには勧めづらいぞ!
すごく面白いんだけどな〜

何か良さそうなのを今度持って行ってみよう。
いや、あえて手紙と一緒に送ってみようかな。
作戦を練ってみよっと♪
名付けて、「ヒキコモリズム作戦」!

明日は電話に出てくれますように〜

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