このところ、色々と忙しく、父のところに行く時間がとれません。
電話は3回に1回程、出てくれるかんじです。
調子の悪いときは、ちっとも出てくれないので今は悪くないです。

移動中にKindleで読んでいる本(親の認知症に気づいたら読む本)に気になる一文発見!
「認知症の人は老化のスピードが速い」だそうです。
へ〜! そうなの?


以下引用

—認知症の人は、認知症じゃない人に比べ、2〜3倍のスピードで老化が進むといわれています。初めは元気に歩き回り、食欲も旺盛だった人が、数年後には歩けなくなる例が少なくありません。
 もちろん個人差があり、20年にもわたってゆっくりとした経過をたどることもありますし、脳の病気の種類によっても変わってきます。—


と。
認知症の初期は物忘れが中心→脳のダメージが広がっていくと、認知機能だけでなく身体機能も衰える→終末期は寝たきりになる(本人からの痛みや苦痛の訴えが少ないのが特徴)
という説明と共に衰弱のスピードとして死亡率のグラフが掲載されています。

なんか…
このグラフの出所が気になり調べてみました。

「長谷川和夫前認知症介護研究・研修東京センター長」は、あの長谷川式認知症スケール(HDS-R)」を発案した認知症の第一人者の長谷川さんでした! (このサイトでも認知症簡易テストとして掲載しています)
「痴呆」から「認知症」への名称変更の立て役者としても有名で、認知症介護研究・研修東京センター長や聖マリアンナ医科大名誉教授として活躍しているそうです。
この調査は、

高齢者を四つのグループに分け、それぞれのグループの年ごとの累積死亡率を5年間追跡調査した結果(長谷川和夫前認知症介護研究・研修東京センター 長)によれば、認知症高齢者グループの4年後の死亡率は83.2%で、正常高齢者グループの28.4%と較べると約2.5倍になっていた。

というものです。

しろうとの私には、このグラフの意義が良くわかりません。
認知症高齢者と正常高齢者の死亡率を調査…。
意味あるのかなぁ?

認知症でもっとも多いアルツハイマーは脳の萎縮。
次いで頻度の高い脳血管性認知症は微細な脳梗塞などが原因疾患だったはずです。脳の病気なんですね。
病気の人と健康な人の死亡率を比べて、そいつを老化って?

「老化による、もの忘れの多い高齢者」と「正常高齢者」を比べるのならわかりますが。

おっと〜!

全く同じグラフをネットで発見!

掲載年が! 1980年!
なるほどね〜
古いわっ!
医療の進歩は目覚ましいです。30年前の情報…
この時代には医学的に、この調査をする意義があったのかもしれませんね。

認知症は原因疾患そのものが直接、死をもたらすわけではありません。
認知症が進行すると一般に身体機能が障害されます。
身体の抵抗力は落ち、感染しやすくなったり、嚥下がうまくできなくなります。
食物が肺に行ってしまう誤嚥性肺炎なども起こるでしょう。
こういう状態を経て感染症で亡くなるケースも少なくないでしょう。
死亡率を老化とイコールにしてしまうのはちょっと乱暴ですね。

ただ父を見ていると、「ぼんやり」となってからの老けっぷりは早いです。
私の姉に言わせると「生活保護を受給しはじめたら一気にヨボヨボになった」とバッサリでしたが(笑)

精神的なものや、生活面も影響しますよね。

「認知症の人は老化のスピードが速い」はもう少し調べてみないとなんとも言えないなぁ…調べてみよっと♪

ちなみに、この本は2015年発行です
著者は医師で著書も多数の、杉山孝博さんです。

まだ読み途中です。
イラストも可愛いし読みやすい。続きも読んでみよ〜っと♪
このグラフがたまたま古かっただけでありますように〜

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