手紙を書くって難しい!
父・しげさんに病院を受診してもらいたく、手紙を書いています。

書いているという割には、遅々として進みません…。
思っていることを文章にするってこんなに難しかったっけ。

読むでも無く、そこら中にある本をパラパラとめくってみたりしながら、文章の書き方を思い出します。
そのうちに読書の方に引きずられてしまう。
プロってすごいな。

こんな状況で、目についた言葉がありました。
「授援力」
初めて聞いた言葉でした。
藤田孝典さんの『下流老人』の中の「自分でできる自己防衛策」の章にある文章です。

授援力は、災害分野でよく聞く概念だ。たとえば災害が発生すると、各地からボランティアが被災地に支援に入る。そのボランティア、つまり支援を提供する人々の意見や知識、ノウハウを活かすためには、被災地や被災者側がボランティアを上手に活用することが重要だと言われている。
すなわち授援力とは、「支援される側が支援される側の力をうまく生かし、生活の再建に役立てる能力」である。
これは前述のプライドを捨てようという提案にも通じる。じつは支援したいと思っている人は地域に意外と多くいるが、それらの力を活用して。自分の生活をよりよくできるかは、受け手の意識にかかっていると言える。
事実、10年以上生活相談を受けてきて感じるのは、支援を「しやすい方」と「しにくい方」がいるということだ。支援しやすい方の特徴は、話しやすかったり、プラス思考だったり、自分から
積極的に問題の解決にあたったり、自分の問題を把握していたり、ある程度の支援方法や制度を学んでいたりする。気軽に相談に来てくれて、問題が複雑化する前にアドバイスできる。
一方で、支援が困難な方は、かたくなに心を閉ざしていたり、自暴自棄になっていたり、マイナス思考で問題解決に対して消極的だったりする。また、問題の所在が把握できずにやみくもに行動してしまう場合もある。これらが何よりも問題なのは、支援者との間に信頼関係が築けないということだ。するとたいてい、支援はうまくいかない。授援力が弱い事例の特徴である。

文章の中の「前述のプライドを捨てようという提案」では、人様の世話にならないことが美徳だと思っている方は、その意識を変えるべきだとある。
そのそも全ての人々が何かに依存し生活を維持しており「依存せずに自立している」と考えること自体が、ある意味で傲慢であると。
その意識を変えて問題が発生したら早めに相談をし、速やかに支援を受けるような体制と心構えを自分の中で準備しておく必要があるという。

なるほど。「授援力」か。
しげさんにも、私にも足りないものかもしれない。
「そんな風にしてもらっちゃうと、心苦しい」「クセになったら困る」ってしげさんがよく言うフレーズです。
私だって、そんな風に言われると困っちゃう。

私も、しげさんと同じく「人にお願いする」「頼る」のが苦手だ。
「これは困った性格だな」と実はうっすらと思っていました。
そこに「授援力」という言葉です。

これだよ〜! これこれ!

わぁ! そんな言葉があったのか! とググッてみた。
そして見つけたのが「受援力のススメ」というリーフレット。
吉田穂波さんというお医者さんの書いたものだそう。

吉田さんは、「受援力=一つの能力」だと。

はい! 能力です!

頼られるって、嫌な気はしないです。
お願い上手な友達に頼まれると嬉しいし頑張っちゃうもんな。

リーフレットはPDFでダウンロードでき、冊子の形にプリントアウト出来るようになっていました。
さっそくプリントアウト。
いいもの見っけ!
「受援力」私もその能力欲しいぞ〜♪

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