このところ、ブログの更新をしていませんでした。

私は、あん摩マッサージ指圧師の資格を取るための学校に通っています。
今3年生なので、来年2月には国家試験があります。
国家資格取得を目指すひとり親家庭のお父さん・お母さんを支援するという足立区の制度である「ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金」を給付することができたので、仕事と学校とをあたふたと行ったり来たりしています。
国家試験に落ちてしまうと次にチャレンジできるのは、1年後。
「何がなんでも受からなくては!」という焦りから、少し勉強に集中して…
というわけでブログは放置してたわけです。

父・しげさんの毎日も何となく落ち着いていたしな。

そして、先日の救急搬送です。

数日後にしげさんの様子を見に行くと、いつも通りの生活をしていました。
どういう思いつきなのか、行きつけのコンビニの隣にあるドラッグストアで整腸剤を買ってきたそうです。
「これ、毎日飲むと良いらしいんだ。」と。

良かった。
気分が落ち込む様子が無くて。
前向きに過ごせているみたい。

さあ、私も気持ちを切り替えて勉強しなくちゃ。
と、思うのですが…。

切り替えられん。

まあ、私の集中力なんてそんなもんなんだけどさ。
考えちゃうんだよね。

そして、新しく発見してしまった、しげさんの気になる症状などをググる。
おい! 勉強しろよ!

やっぱり病院で診てもらってほしいなぁ…。

こんなとき、しばらく私の頭の中を占拠するヤツがいる。

「いったいしげさんは、どこまで理解してるんだろう?」

という…。

遠くを見るような感じでぼんやりしているのを見ると、
「はっきりしない思考の中で、過ごしているんじゃ辛いだろうな」
と、つい子供のように扱ってしまいます。

そうかと思えば、自分の考えや、知っていることを私に一生懸命教えてきたり。
そんな時は、娘の顔して「へ〜」って聞きます。
「へ〜」って言いながら、ついつい、しげさんの顔をまじまじと見つめてしまいます。
脳内では、「本当は、頭、しっかりしてるんじゃない?」
「ちょっと大げさに迷子になってみたり、救急搬送されたりしてるんじゃないの?」
と。
そうであって欲しいような馬鹿馬鹿しいような思考がグルグルしています。

「うそだよ〜! こんなにピンピンしてるよ!」
なんて、しげさんが言ってきたりして…
野呂圭介かよ!

この馬鹿馬鹿しい思考は、わりと頻繁に出てきます。
ただグルグルするだけの邪魔なヤツです。

こんなしょーもない思考に振り回されてんの私ぐらいだろうな〜と、思っていたのですが、
以前に読んだ「スクラップ・アンド・ビルド」の一場面に「あ! これ!」となったことがあります。

その時は、急に羽田圭介さん身近になったような気がしたな。
たまに、その描写を思い出します。

主人公のニートの健斗が、外出先から予定外に早く帰宅します。
すると、いつもは何をするのも不自由そうにしている「早う死にたか」が口癖の祖父が、台所でピザを食べた痕跡があった。
というような場面です。

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「ただいま」
祖父を驚かせないよう先に大きな声で口にした健斗は、リビングの明かりがついていることに気づく。
暗い廊下を進みリビングのドアを開けようとした瞬間、なにか黒く小さなものがものすごい勢いでリビングから台所へ駆け抜けていくのが見えた。
「じいちゃん?」
ドアを開けると、健斗から死角になっている台所からくしゃっとした音や水を流す音が聞こえる。
健斗がリビング経由で台所へ向かうのと入れ替わりに祖父は廊下に出て「おかえり」と言いながらゆっくりとした動きでトイレに入った。
今目撃した、珍しい夜行性物のような俊敏な動きをしたのはなんだったのか?
健斗は整理がつかぬままソファーに座りテレビをつける。そしてさっき映画を見て消したときとチャンネルが変わっていることに気づいた。訝しさを感じた健斗は再び台所へ入った。ステンレス製のたらいの中に、大きめの丸皿が一枚沈んでいる。食器立てに並べられた食器のうち、箸やフォークが濡れていた。くしゃっとした音がしたのも思い出しゴミ入れをのぞくと、溜まったゴミの上部に冷凍ピザの袋を見つけた。これをオーブンで焼いて食べたのか。ピザは祖父の好きな「やおい」(柔らかい)食べ物であるが。まさかと思いつつ流しのゴミ入れをのぞくと、タマネギのヘタと皮まで見つかった。
ここ最近の祖父はもう、電気ポットで湯を沸かすくらいの炊事行為しかできないはずだ。電子レンジで温めることもしない祖父が、冷凍ピザに野菜をトッピングしオーブンで焼くという、己の欲求を満たすための複雑な家事を隠れてしていたのか?
水洗の音がした後、トイレから出てきた祖父は暗い廊下をゆっくりとした慎重な足取りで自室へ向かいだした。杖つき音は聞こえない。
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という場面。

しげさんも、私の前では呑まないのに、ちゃんと晩酌してる痕跡があったりするもんな♪
隠さんでもいいのに♪
むしろ、楽しみがあってホッとしたわよ。

あ! でも姉には、このあいだ怒られてたな…。
「呑み過ぎだよ!」って

みんな心配してんのさ♪

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