高齢者「75歳から」学会提言 65歳以上「准高齢者」

「何歳から高齢者ですか?」
…70歳ぐらいかな。
どう思います?

朝日新聞の記事に60歳以上を対象にしたアンケートの結果がある。

グラフを見ると1999年は『70歳~』が断トツ一番多く、ついで『65歳~』。
2014年も一番は『70歳~』。
僅差で『75歳~』です。『65歳~』は『80歳~』よりも少ない回答数にと変化しています。

65歳、まだまだ元気ですよね。


65歳以上では脳卒中などで治療を受ける割合が以前より低下する一方、身体能力をみる指標の歩行速度などが上がる傾向にあり、生物学的にみた年齢は10~20年前に比べて5~10歳は若返っていると判断した。知的機能の面でも、70代の検査の平均得点は、10年前の60代に相当するという報告があり、根拠の一つとされた。
※朝日新聞記事より引用
http://www.asahi.com/sp/articles/ASK155R2NK15UBQU006.html?iref=sp_extlink


 前期高齢者とされている65~74歳は、活発な社会活動が可能な人が大多数だとして「准高齢者」に区分するよう提案。社会の支え手と捉え直すことが、明るく活力ある高齢化社会につながるとしている。
 65歳以上を「支えられる側」として設計されている社会保障や雇用制度の在り方に関する議論にも大きな影響を与えそうだ。
平均寿命を超える90歳以上は「超高齢者」とした。提言をまとめた大内尉義・虎の門病院院長は「高齢者に対する意識を変え、社会参加を促すきっかけになってほしい」と述べた。
学会は、お年寄りの心身の健康に関するさまざまなデータを解析。身体の働きや知能の検査結果、残った歯の数などは同一年齢で比べると年々高まる傾向にあり、死亡率や要介護認定率は減少していた。
内閣府の意識調査でも、65歳以上を高齢者とすることに否定的な意見が大半で、男性は70歳以上、女性は75歳以上を高齢者とする回答が最多だったことも考慮した。
准高齢者は、仕事やボランティアなど社会に参加しながら、病気の予防に取り組み、高齢期に備える時期だとした。
※日経新聞記事より引用
http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040011_V00C17A1000000/


なるほど。
興味深いです。

このアンケートの出所は…。
調べてみたら内閣府のアンケートでした。
http://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h26/sougou/zentai/pdf/s3.pdf

気になった質問を抜粋です。

F5 あなたは要介護認定を受けていますか。お受けの場合は、その要介護度もお答えください。

  • 認定を申請していない(78.3%)
  • 認定を申請中・認定申請したが、自立認定〜要介護5(9.7%)
  • 無回答(11.4%)

  • F6 あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか。(○は1つ)

    • ある (26.4%)
    •  

    • ない (70.7%)
    • 無回答 (2.9%)

    F8 あなたが、今までに一番長く従事された仕事は、どのような仕事ですか。この中から1つ選んでお答えください(現在従事されているお仕事と同じ場合も、同様にお答えください)。(○は1つ)

    • 農林漁業(家族従業者を含む) (5.4%)
    • 自営業・個人事業主・フリーランス(家族従業者を含む) (14.4%)
    • 正規の社員・職員 (46.8%)
    • 非正規の社員・職員(アルバイト・パートなどを含む) (11.5%)
    • 会社または団体の役員 (2.9%)
    • 在宅就労 (1.0%)
    • 専業主婦・主夫 (12.6%)
    • その他(具体的に: ) (0.1%)
    • 仕事はしていない (3.9%)
    • 無回答 (1.5%)

    F9 あなたのお住まいについて、この中から1つ選んでお答えください。(○は1つ)

    • 持家(一戸建て)(80.0%)
    • 持家(分譲マンション等の集合住宅)(7.0%)
    • 賃貸住宅(一戸建て)(2.5%)
    • 賃貸住宅(アパート、マンション、公営・公団等の集合住宅)(8.4%)
    • 給与住宅(社宅・官公舎など)(0.2%)
    • 高齢者向け住宅・施設(0.7%)
    • その他(具体的に: )(0.3%)
    • 無回答(0.9%)

    問7 あなたは、将来の自分の日常生活全般について、どのようなことに不安を感じますか。この中からいくつでも選んでください。(○はいくつでも)

    • 自分や配偶者の健康や病気のこと (67.6%)
    • 自分や配偶者が寝たきりや身体が不自由になり介護が必要な状態になること (59.9%)
    • 頼れる人がいなくなり一人きりの暮らしになること (23.1%)
    • 生活のための収入のこと (33.7%)
    • 家業、家屋、土地・田畑や先祖のお墓の管理や相続のこと (16.9%)
    • 家族との人間関係 (7.6%)
    • 人(近隣、親戚、友人、仲間など)とのつきあいのこと (6.3%)
    • 子どもや孫などの将来 (28.5%)
    • 親や兄弟などの世話 (6.1%)
    • 社会の仕組み(法律、社会保障・金融制度)が大きく変わってしまうこと (21.6%)
    • 言葉、生活様式、人々の考え方などが大きく変わってしまうこと (5.7%)
    • だまされたり、犯罪に巻き込まれて財産を失ってしまうこと (7.7%)
    • その他(具体的に: ) (0.4%)
    • 特に不安を感じない (3.9%)
    • わからない (1.7%)
    • 無回答 (2.3%)

いや〜。きちんとした方が多いな〜
父にやらせてみたいよ。このアンケート…
お父さん、将来の自分の日常生活全般について、どのようなことに不安を感じますか?

父は74歳ですが、もうヨボヨボです。
迷子になった父を迎えにいった姉からのLINEの一言目が「ヨボヨボだよ!」でしたから(笑)
しかし、まわりを見渡すと74歳はまだまだ元気な方が多いですよね。

姉の旦那様のお母さんも父と同じ74歳。
一人暮らしで膝が悪く、少し前から生活保護を受給。
姉に言わせると
「仕事をしなくなったら一気に老けたよ。働かなくなったらダメだ」と。

とても良く似た二人だな…

父は積極的に病院に行ったりしません。
自己管理なんて言葉知らないかも。
もう、トンチンカンレベルです。
今は病気ですから仕方ないですが、
元気な頃からトンチンカン。
トンチンカンルールで生きてきたんですね。

私の周りにも元気に張りのある生活をする70代はたくさんいらっしゃいます。
素敵な歳を重ねた方がたくさん。
その中の一人である医療従事者の方が、早くして亡くなった病院嫌いの友人のことを、
「やりたいことが、まだたくさんあったのに残念。やりたいことがあるなら自分の健康管理もしなくちゃダメだってあれほど言ったのに。」と悔しそうに言っていました。

いったい何が違うのか?

一目瞭然で違うのは、生活の土台。
経済力。
自己管理力。

病院にも行かない。
病院に連れていくのも一苦労です。
「ぼかぁ、もうダメだよ」なんて言ったりします。
ぼかぁ…って、加山雄三かよ
ましてや健康診断なんて。
現実的な思考が苦手なムード派さん。

きっと父はこのアンケートの枠の外にいます。
格差の底辺です。

父のQOLのために何ができるかなぁ。

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