キャピタルメディカなど「アタマカラダ!ジム」 運動と診断テストで認知症予防

SankeiBiz 3/1(水) 8:15配信
病院の経営支援と介護施設運営を手がけるキャピタルメディカ(東京都港区)とスポーツクラブ運営のジェイアール東日本スポーツ(JRスポーツ、同豊島区)が、専門家の監修を基に認知症発症リスクの低減を目指すデジタルコンテンツプログラム「アタマカラダ!ジム」を共同開発した。

アルツハイマー型認知症の“予備軍”状態を発見する診断テストとケアのための運動メニューをパッケージ化し、合わせて提供することで、国内推計400万人の認知症予備軍に新たな選択肢を提案したいという。

アルツハイマー型認知症の発症前には、認知機能が衰退する「軽度認知障害」(MCI)を経ることが知られており、この間に適切に対応すると14~44%の人でMCIが改善するとの研究報告がある。「世界的な研究では、有酸素運動と適切な脳への刺激を同時に行うことでMCIから改善したとの報告がある。薬剤治療がない現状、早期発見・早期対応が認知症対策になる可能性が浮上している」とキャピタルメディカ経営企画部の中村健太郎部長は指摘する。

アタマカラダ!ジムは東京大大学院薬学系研究科の富田泰輔教授に監修を依頼し、医学的エビデンス(証拠)を基にMCIの早期発見と認知症発症リスク低減を目指した。利便性を考慮し、タブレット端末で扱うことを主眼にした。プログラムはMCI早期発見テストと運動メニューで構成されている。 早期発見テストには臨床現場でも使われるMCIスクリーニングテスト「MoCA」の日本語版「MoCA-J」を採用、東京都健康長寿医療センター(同板橋区)の指導の下、デジタルコンテンツ化した。13の設問に回答すると、記憶や言語、視空間認知といった認知機能の評価ができるという。 運動メニューはJRスポーツが開発を担当、1回当たり30分の運動指導動画を12本作製した。テストで低評価だった認知機能に対応した動画で運動を週2、3回行うことで認知症発症リスク低減を狙う。同社は約40年の運動指導実績を生かし「大きな筋肉を動かす筋トレ要素と姿勢を意識させるなど体の機能改善要素なども動きに取り入れた」(同社経営企画部の高藤慎介副部長)という。 すでにキャピタルメディカ傘下の7介護施設に導入したが、「想定人数以上のMCI認定が出て、介護職員が驚いている」(中村部長)。JRスポーツは自社の介護予防事業(デイサービス)に今春から順次導入する。今後は、両社でプログラム効果の検証を続け、年内に介護事業者へ外販するほか、数年内に個人向けプログラムを開発する方針だ。

情報源: キャピタルメディカなど「アタマカラダ!ジム」 運動と診断テストで認知症予防 (SankeiBiz) – Yahoo!ニュース

MoCA-J、やってみました

「アタマガラダ!ジム」公式サイトはこちらです
公式サイトで実際の画面のを見ることができます。
タブレットの利点をうまく活かしたコンテンツだなあ。
開発・販売元であるキャピタルメディカのニュースリリースはこちらです

MoCA-Jというテストをこの記事で初めて知りました。
ググってみたところ、こちらで入手できました。
テスト用紙
マニュアル
テストのやり方は、すごく簡単なのです。
ただ出題者が問題を読み上げ、それを復唱したりとペーパーテストだけでは完結しません。
なるほど、まさにiPadの得意分野ですね。

「アタマガラダ!ジム」とは、
軽度認知障害(MCI)を早期に発見し、併せて適切なリカバリープログラムを実施することで、MCIを改善しようというもの。  
「MoCA-Jテストによる診断」+「リスク低減プログラム」+「利用者情報のデータ管理」をパッケージ化したコンテンツプログラムだそうです。

「MoCA-Jテストによる診断」では、この「MoCA-Jテスト」をiPadで実施できるようにICT化しています。
それにより被験者の作図データなどを過去データとして蓄積することができ、経年での確認やプログラムの効果測定、また研究に活用することが容易になるということです。

「リスク低減プログラム」は、認知症基礎研究の第一人者である東京大学大学院薬学系研究科・富田教授の全体監修のもと、有酸素運動を行いながら、記憶や計算、視空間認知、概念的思考などの脳機能を司る脳の各部位を刺激するプログラムを実施することが効果的であるという研究結果に基づき、認知症のリスク低減を目指した運動×脳刺激プログラムコンテンツを開発したそうです。

「アタマカラダ!ジム」、キャピタルメディカの介護事業子会社である株式会社クラーチが運営する7施設に先行導入されているそうです。
トライアル実施した介護現場での意見に耳を傾けながら、「アタマカラダ!ジム」のプログラムの改善や導入オペレーションの精緻化を行い、介護現場のオペレーションに即したサービスに仕上げているそう。
一般に販売される商品ではないんですね。

良い結果がでますように♪

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