<パーキンソン病患者>病院に配車断られ…男性遺体で発見毎日新聞

3/7(火) 21:53配信
千葉県柏市内の老人ホームに入居していたパーキンソン病患者の男性(72)が昨年12月、市立柏病院で介護タクシーを呼ぶよう頼んだところ断られ、約1カ月後に別の場所で遺体で発見されていたことが病院関係者らへの取材で分かった。男性は要介護3で歩行にはつえが必要だったが、直線距離で約3キロあるホームまで歩いて帰ろうとした可能性があるという。

病院関係者らによると、男性は昨年12月下旬に同病院で診察を受けた後、介護タクシーを呼んでホームに帰ろうとした。電話をかけるのに必要な現金を持ち合わせていなかったため、病院案内窓口で電話を依頼したが看護師から「対応は難しい」と断られたという。

男性は「そうですよね」と言って立ち去ったがその後行方が分からなくなり、ホーム側はその日のうちに病院と警察に連絡。1月下旬になって病院から約1.5キロ離れた川の近くで遺体で見つかった。死因は凍死で、行方不明になった日が死亡日とされたという。現場は空き地や草むらが広がる道路からは少し離れた場所だった。

病院の対応と男性の死亡の因果関係はわからないものの、6日にあった市議会一般質問では病院の対応を疑問視する声が上がった。市保健福祉部の佐藤靖理事は「男性には個々の患者の要望に応えるのは困難と伝え、理解もいただいた」と説明。質問に立った末永康文市議(護憲市民会議)は取材に「1人で帰るのが無理と気づかないのは問題。丁寧に対応すれば命は奪われなかった」と批判した。

病院は取材に「外来患者は1日500人以上おり、対応には限界がある」と話している。【橋本利昭】

情報源: <パーキンソン病患者>病院に配車断られ…男性遺体で発見 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

これはいったいどういうことなんでしょうか?

痛ましい。
しかしよく解らない…いったいどういう状態だったのか。
老人ホームに入居していたパーキンソン病患者さんが1人で病院に行ったのだろうか?
施設の方の付き添いはなかったのか?
「介護タクシーを呼んで帰る」というのがその施設のスタイルだったんでしょうか?
看護師さんの対応…
病院の言い分…

? ? ?
わからないことだらけです。

パーキンソン病、錐体外路障害で突進歩行や転倒などと自分の思うように身体を動かせなくなることが特徴だったと思います。
確か、去年お亡くなりになったモハメド・アリさんは長い間パーキンソン病で闘病されていたと記憶しています。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J・フォックスさんもパーキンソン病と闘っています。
パーキンソン病は約1000人に1人の割合で発症すると言われています。50~60歳代で発症することが多く、その病気の進行はゆっくりだそう。
パーキンソン病の重症度を表す指標として「ホーン・ヤールの重症度分類」と「生活機能障害度」があり、治療方針を立てるとき、公費負担の申請をするときに必要な分類なんだそうです。

ホーン・ヤールの
重症度分類
生活機能障害度
(厚生労働省)
「1側性パーキンソニズム」症状は体の片側にだけ見られる。手足の震えや筋肉のこわばり(筋強剛・固縮)、緩慢が見られるが、症状は軽症。 日常生活、通院にほとんど介助を必要としない。
「両側性パーキンソニズム」症状は体の左右両方に見られる。安静時のふるえや筋強剛、動作緩慢などの運動症状が見られる。日常生活や仕事に多少の障害があるが行うことは可能。
「軽~中等度パーキンソニズム」運動症状は軽~中等度。バランスが悪くなる(姿勢反射障害)と小刻み歩行などの歩行障害が見られる。一人での生活は可能。活動が制限されるが職業によっては仕事が可能。 日常生活、通院に部分的な介助が必要になる。
運動症状は中度~重度。「歩行は介助なしで辛うじて可能」立ち上がりや歩行はどうにか可能である。しかし、日常生活が1人では困難であり、あらゆる面で部分的な介助が必要。
「歩行には介助が必要」自力で歩行だけでなく立つことも不可能で、車いすが必要になる。ベッドで過ごす時間が長い。 日常生活に全面的な介助が必要で、自分だけで歩行・起立が不可能。

亡くなったパーキンソン病患者の男性(72)は日常的に杖をついていたという。
注意深く患者さんをみる医療従事者ならば姿勢やふるえ、歩き方でこの男性がパーキンソン病かもしれないと気づいたのではないだろうか?
病院は取材に「外来患者は1日500人以上おり、対応には限界がある」と話したとあるが、「忙しかったからムリ」って!
考えさせられるニュースです。

「迷子かも」と気になる人には、声を掛けてみるってのも良いのかな。
心がけてみよっと。

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