東大卒60代男性 脳梗塞で倒れた後にハマった趣味

NEWS ポストセブン 5/3(水) 16:00配信
脳梗塞で倒れた後にハマった趣味とは?
新しい友人の影響で、趣味の世界が広がるのは、若者だけの話ではない。高齢者となってからも、介護施設での交友関係から、新たな楽しみを見つける高齢者は少なくない。
高齢者がより快適に趣味に没頭できるよう、サービスを拡充させる業者もある。デイケア施設利用をきっかけに、それまで体験したことがなかった楽しみに夢中になる高齢者のケースを、ライターの森鷹久氏が、リポートする。

世界に先駆けて「超高齢化社会」を迎える我が国では「老人」をテーマにした瞬間に、ニュースや記事からは諦めや焦燥といった、ネガティブな雰囲気が漂い出す。老人問題は当然に”暗く語られるべき”ものなのか? 今回、ケアマネージャーの資格を持つ知人の助けを借りて複数の老人介護施設を取材したが、そこで目の当たりにしたのは、介護現場で働くパワフルで暖かい人々と、人間味が溢れまくったお年寄りたちの愛すべき姿だった。

 東京・墨田区内にあるデイケアホームを利用しているAさん(60代)は、東京大学経済学部を卒業後、大手企業の経理畑で約35年間働いた。定年まで働くつもりだったAさんに、突然突きつけられたのは「早期退職」の文言が入った、会社からの通知文だった。このまま定年まで働くよりも、今辞めたほうが退職金も多い……。あとは悠々自適な老後を楽しめば良い、自分にそう言い聞かせて会社を後にしたAさんだったが、わずか半年後には脳梗塞で倒れた。

「気が抜けたんでしょうね。毎日朝起きて、ご飯を食べて、ぼうっとテレビを見る生活。元々外出するタイプでも何かに打ち込むタイプでもない」(Aさん)

 一ヶ月ほどの入院生活を経て自宅に戻ったが、右半身に麻痺が残り自宅での生活は妻の介助が必要になってしまった。子育てなど、30年以上迷惑をかけてきた妻に、これ以上の負担はかけられない。そう思ったAさんは「死んでも嫌だった」という老人施設に通うことを決意。

「日中に家にいてはダメだと思い、朝行って夕方に帰ってこられるデイケアホームへの入居を決めました。老人施設に入るなんて、座して死を待つ老人が行く場所、と思っていたので気が重かったのですが、来てみると存外に面白くてね」(Aさん)

 デイケアホームで知り合ったのは、Aさん同様に脳梗塞で倒れ認知症気味だった50代後半の男性B氏。施設の職員によれば、この男性と出会ってからAさんは人が変わったように元気になったというが、なぜか苦笑いだ。

「B氏は四肢に麻痺が残っていますが、若い分アッチの欲求がものすごい(笑)。施設職員にもセクハラまがいのことをしてくるため、本気で怒るとシュンとなる。男性職員が冗談で風俗を勧めたところハマってしまい、週一で通ってるようです。真面目一辺倒だったAさんもBさんに影響されてしまい……」(施設職員)

 Aさんは、妻に内緒で東京・錦糸町にある派遣型風俗店を月に一度のペースで利用するようになった。その利用頻度はみるみるうちに増えていったが、目に見えて快活になっていくAさんとは対照的に、Aさんの妻は不信感を強めた。

「ある朝にお迎えに行ったら、Aさんの妻が出てきて”貯金がすごいペースで減っている”と仰るんです。原因は週2、3回ペースにまでなっていたAさんの風俗通いでした。それを知って激怒した奥さんがAさんから通帳を取り上げると、Aさんは急にしょぼくれたおじいちゃんみたいになっちゃいまして……」(施設職員)

 施設の片隅、車椅子に座って「ガラケー」を覗き込むAさんに声をかけた。

「見てください、この子。風吹ジュンの若い頃のようでしょう? ドーナツを買っていくと喜んでくれるんですよ……。早く会いに行ってあげたい。」

 なんとAさん、今も風俗通いをやめていなかったのだ。妻に激昂されてからというもの、Aさんが自由に使えるお金はなくなったはずなのに、どうやって費用を捻出しているのか。施設の職員が声を潜めて教えてくた。

「通帳を取り上げられたAさんは、施設に来てもシクシク泣くんですよ、風俗に行きたいって(笑)。慰めようがなくて我々も困っていたんですが、あるときからあまり泣かなくなった。ここだけの話、Aさんはお元気な80代後半の母親から月に2万円のお小遣いをもらっているとか。月一の風俗通いが復活してからは元気を取り戻しました」

 Aさんの風俗通いについて、当初は気味悪がっていた女性職員も、Aさんのあまりにも純粋でストレートすぎる欲求表現には苦笑いをするしかないという。

「風俗サイトの女の子の写真を、まるで自分の孫の写真みたいな感じで見せてくるんですよ(笑)。呆れて何も言えなかったけど、風俗のお嬢さんたちが愛おしくて愛おしくて仕方がないみたいです」

 Aさんのような高齢者は珍しくない。実際に、高齢者対応をすすめる風俗店も増え、派遣型でもシニア専門をうたう店舗もある。そういった店のHPをみると、介護福祉士やヘルパーの資格をもつ若い女性が在籍していることを特記している。今後、高齢者の増加とともにサービスも細分化されていきそうだ。

情報源: 東大卒60代男性 脳梗塞で倒れた後にハマった趣味 (NEWS ポストセブン) – Yahoo!ニュース

ポストらしいな…
ポストの記事ということで話半分で。
いや、半分でも多いな。

でも、麻痺があっても欲求があるのは本当。
以前読んだ「こんな夜更けにバナナかよ」という本。
筋ジストロフィーの鹿野靖明さんと、お世話をする多くのボランティアの人たちと生活が書かれたノンフィクションである。
筋ジストロフィーは、進行性の筋力低下を示す筋肉の病気です。
脳や神経の障害では無いので、脳梗塞とは少し違いますが…。

その本の中で、鹿野さんは普通に性欲があります。
ボランティアの方にビデオを借りてきてもらったり、女性に恋をしたりする。
麻痺があっても普通の男性なんですよね。
なんだか、つい忘れてしまう。

記事の中のAさんは、脳梗塞で片麻痺(体の一側半身に麻痺がある状態)。
片麻痺は「皮質脊髄路の障害」で出やすい症状です。
Aさんの脳梗塞は、ここを障害してしまったのでしょう。
ちなみに、脳の出血の起こりやすい所は被殻と視床。
被殻と視床は、共に内包のすぐそばなので、内包を通る「皮質脊髄路」を障害してしまいます。
左の図の黄色いマーカー部分が内包です。
そこを通る赤と青のラインが皮質脊髄路で、両方とも体の反対側の骨格筋につながっています。
というわけで反対側の半身麻痺になるんですね。

脳って不思議だわ。
よくぞ解明してくれたもんだな。

大脳は大きく3つの部分に分けられる。
外側から「新皮質」「大脳辺縁系」「大脳基底核」だ。

先ほどの図の、赤と青の線の到達する所は「新皮質(大脳皮質)」。
大脳皮質は「人間脳」などといわれ人間特有の論理的思考や数学的思考などの知的な部分に深く関わっているといわれています。

大脳辺縁系は、「動物脳」といわれ感情や情動行動を司る脳の事です。
ホルモンや免疫の機構、セックス、それに長期記憶などの重要な部分を担っています。

大脳基底核は、1番深部にあり、大脳と脳幹を結び付けている神経の総称です。
大脳基底核と脳幹は「爬虫類脳」ともいわれ、最も原始的な本能である種の保存や生命維持を司るとされています。

この人間とか動物とか爬虫類とかっていうことを言ったのはポール・マクリーン博士という人で「三位一体脳」っていうんだって。
この考えが発表されたのは1970年代のこと。
その後、医学の進歩がありましたが概ね覆されてはいないようで…。
すごいな〜

「何かをしたい」という情動が起こる → 辺縁系にある帯状回によって動機付け → 新皮質が実行する方法を考える → 新皮質は、辺縁系の海馬にしまってある記憶のデータベースを探す → 過去の記憶のデータベースなどを元に辺縁系にある扁桃体で判断 → この過去データと判断をもとに、新皮質が新たなプログラムを作る → 実行に移す

脳の思考機能は、概ねこんな感じで連絡を取り合い成り立っているそうです。

特に難しいことを考えたり、計算などをしなくても脳って使われてるな。
体を動かすだけでも、新皮質からの指令プログラムが作られているということ。

寝てるばかりじゃ刺激にならないよ! しげさん!
何か、楽しみを見つけて欲しいもんだ。
一緒に風俗に行けるような悪友でもできれば、しげさんの海馬も動き出しそうなんだが…。

風俗だろうが何だろうが、楽しみを見つけると活き活きするもんなんだな♪
あ! お金がかかるじゃん!
しげさんには、お小遣いをくれる母親はいないしな…

万策尽きた〜

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