40歳からの介護準備ノート

著者の、中山登貴さんは三重県名張市で介護保険事業所を運営し、ケアマネージャーとして介護の仕事をして17年。
突然の事故や病気などで「いきなり介護!」という場面に直面し、どうしていいかわからず、戸惑う方々を大勢見てきたそうです。

はじめにには、
「親御さんやパートナーが元気なうちに希望を聞いていたり、情報取集など準備ができていたら……」と、何度となく思いました。「準備することで介護はもっとラクになる! 介護者さんも利⽤者さんも笑顔になれる!」そんな思いから本著を書きました。
とあります。
この本はKindle版になります。
「親の生活のチェックシート」「未来を考えるシート」が付いています。
ダウンロードして使えるようになっているのですが、シンプルで使いやすくできています。
私は父の生活を全く把握していない…
プリントアウトして、今度きいてみよっと♪


はじめに
第1章・親の生活、知ってますか?
第2章・高齢者者の生活・特性を知ろう!
第3章・現在の課題を知り、生活プランを考えよう
第4章・介護の体験談から学ぼう
 ・インタビュー1 73 歳の鈴木様がご主人を介護され、ご自宅で看取られたケース
 ・インタビュー2 同居し、自宅で実の母( 91 歳)を介護されている山田様
第5章・「小規模多機能型居宅介護」という介護保険サービス
 ・【要介護認定1 男性85 歳 一人暮らし】
 ・【要介護認定4 女性80 歳/要支援認定2 男性82 歳 夫婦二人暮らし】
 ・【要介護認定3 女性 徘徊のある方 独り暮らし】
 ・【要介護認定4 100歳⼥性 看取り支援】
第6章・これからの生活プランを考えよう
第7章・介護が必要になったときお役立ち! 生活情報サイト
Q&A
おわりに
著者プロフィール
事業所紹介
感謝


第1章の始まりはこんな感じです。
家族の介護って、いつ始まるかわからないですよね。
核家族生活、親とは別居というスタイルが多い現代、あなたはどれだけ親御さんの生活について知っていますか?

こんな風にたずねたり、語りかけてくれます。それも優しく。
そして、前述の「チェックシート」の説明。

1)⽣活歴
どこで⽣まれ育ち、どんな職業について、何歳の時に結婚したか。
兄弟・姉妹のことやエピソード。親戚関係。
親戚関係の電話番号など連絡先は知っておきたいですね。

という風にすごくわかりやすいんです♪ ケアマネさんも使っていると書いてありました。
項目は全部で10項目。

  • 生活歴
  • 親の病歴
  • 今、通っている病院
  • 日常生活のリズム
  • 栄養
  • 友人関係
  • 地域のネットワーク
  • 趣味
  • 救急時の対応や防災時の決まりごと
  • 財政

この10の項目について親御さんが元気なうちに聞いておくことで、いざ介護が必要になったとき、あわてずに余裕を持って取り組めるそうです。また親の希望を知っているかで介護の仕方も大きく変わりますと。
なるほど! しかし、友人なんていないんだろうな…
財政面(毎日の生活費・貯蓄・年金額→しげさんの場合は生活保護費)は把握しておきたいわ。
でも著者の、中山登貴さんもこう書いてくれてます。
「親って、こどもには金銭的なことは話したがらないですよね。」
そうなんです〜
「いざ介護となると入院時や介護保険を利用する際にもお金がかかってきますので、年金額や貯蓄は知っておきたいですね。ゆっくりとした時間を持てる時に1度聞いてみられることをおすすめします。」
はい! そうします!

こんな風に素直にアドバイスを聴こうと思わせる文章なんです。気持ちよく読み進むことができます。

第二章の「高齢者の生活・特性を知ろう!」も、赤ベコの如くうなずきながら読みました。
少し抜粋↓


「みなさんは今、40代〜50代でしょうか?
いろんな年代の方が読んでくださっていると思いますが、まだ毎日お仕事や家事・子育てを頑張っておられる世代の方には、高齢者の方の生活がどんなものか、なかなか想像できないと思います。
「この前会ったときは元気だったのに急に……」とおっしゃる介護者さんも多く、高齢者の方の状態・生活が大きく変わってしまう要因が3つあるんです。
なんだと思いますか?
『鬱』『骨折』『脱水』なんです。


たしかに! 
脱水は認知症外来でも看護師さんに言われました。認知機能も脱水や便秘でガクンと低下すると。
そのあとも「たしかに!」「なるほど!」の連発です。
高齢になると、気分のめいる話を身の回りで聴いたり、起こったりが多くなるのだそうです。
『お友達が入院した』『兄弟、親戚が亡くなった』『自分の身体が弱って歩けなくなってきた』『気分がすぐれないので、どこにも行きたくないなあ』などですね。
さらに、高齢になると気候気圧の変化に左右されがちだそうです。
うんうん。しげさんもあるわ〜
身体的にもそうですが、認知症の面でもかなり影響をうけるので、注意が必要だそうです。
高齢者にはこういったことが多いのだと頭に入れておかないとなぁ。

第三章の「現在の課題を知り、⽣活プランを考えよう」の章にもダウンロードをして使いことのできるチェックシートがあります。
見送る立場の自分が、どんな風に親との最期の時間をもちたいかを考え、親の気持ちとすり合わせてください。とありました。また、「親というものは、今現在困っていることがあっても、子どもに弱音をはく事は少ないのです。聞けば、「子どもに迷惑はかけない、自分たちだけでやっていく」という親が多いようです。
最後までやっていける方もいらっしゃいますが、実際には、途中から手助けが必要になることが多いのです。
介護が必要なのだという現実を知ったときには、長く放置されていた病の治療、年齢とともに判断力が鈍っているなどさまざまな問題があり、家族もどこからどう解決したらいいかわからないとうろたえる事が多いですね。
自分の老いを受け入れるということ事態が難しい方も多いのですが、話し合えるときにたくさんの時間をとり、楽しい話題として話し合いをもつことをおすすめします。」とも。

できれば、もっと早く話し合っておきたかったです。でも今からでも遅くないですね。きいてみよっと♪
ただ、しげさん意外とプライドの高いカッコつけなところがあるんですよね〜 悪気のない虚言癖も…
それもしげさんらしさだな♪

この本には、たくさんの高齢者の方の介護プランが紹介されています。
私がしげさんの参考になるなと感じたのは「要介護認定1 男性85歳 一人暮らし」の方です。
この利用者さんはお風呂が面倒だそうです。
高齢者になったら、お風呂も後片付けも面倒なことでしょう。
「お風呂に入らない理由を「風邪」と言ってみたり、「しんどいから」と言ってみたりして入らなくなるようです。
そこで、お風呂をデイの目的にしてご利用されているそうです。デイにてバイタルなどをはかり、健康管理も行っているそうです。
家から外に出る。お風呂に入る。人と話す。健康チェックをしてもらい自分の身体に関心を向ける。それだけでも良い刺激になるはずですね。

明るく読める素晴らしい本でした。

移動中の電車で読んだのですがボリュームはかなり少ないです1時間かかってないかも…
中山登貴さんのおおらかな優しさとベテランの安定感に包まれて読み終わりました
Kindle Unlimitedだと、0円。Kindleだと、356円。お値段以上です! 
☆3つ〜♪

↓こちらの本です

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