別居介護(2)
入院・介護SOS
成功の秘訣

著者・監修の、安岡厚子さんは1985年間から介護職の経験を積み、現在はNPO法人「サポートハウス年輪」理事長として高齢者のケアにかかわっているそうです。
「はじめに」には、
離れて暮らす親、里帰りの度に老いてゆく様子を見て「もし、親に介護が必要になったらどうしよう」と、不安にかられたことはありませんか。[親の介護なんてまだまだ先のこと、本当にあるかどうかも分からないし…」と思いつつ、やはり気になる、でも何もしていないという人が大半かもしれません。介護はいつ始まるかわかりません。最初はあたふたし、次はがむしゃらになり、次第に体力的にも精神的にも経済的にも疲れていく…そんな人がとても多いのが現実です。
 そうなる前にできること、離れているからこそ早め早めにやっておきたいことがあります。本書はそれに答えるための、いわばガイドブックです。
とありました。なるほど…。 早め早めに備えておくか。


第1章は、心構え編
第2章は、コミュニケーション編
第3章は、お金と時間の工夫編
第4章は、安全・安心対策編
第5章は、福祉サービス利用編


第1章の最初の見出しは「介護は突然やってくるあなたは大丈夫?」
まさに私に語りかけてます! 大丈夫じゃないわよ…
そうしてこう続きます。
「便りのないのはよい知らせなんて、のんきに構えていませんか? こと高齢者に関しては、いつ、何が起きてもおかしくありません。
突然の事態と思われることでも、実は何らかの兆候があったはずです。また対策を講じておけば避けられたこともあったはずです。」
!! 私だ。

そして同じページにあるパニック度チェックリスト! これ!
全部にチェックが付きました。「3つ以上○がついた人はパニックに陥る危険性が大」って!
どんな大パニックだよ…

こんなかんじでチェックリストの入ったページがたくさんあります。
「親がどんな老後を望んでいるのかそれを知るのも子の役目」のページには親に確認しておきたいことチェックリストが。

  • 老後はどこで生活をしたいか
  • 介護が必要になった場合、主に誰に介護されたいか
  • 医療機関での延命措置や尊厳死についてどう思うか
  • 献体をどう思うか
  • 遺言書を書いてあるか
  • 葬儀やお墓をどうしたいか

まだほかにも項目はありましたが、こんな感じ。なるほど。延命措置は聞いておかないと困りそうだな。

でもさ! でもさ! ここまでするかなぁ。
正直、リストをみて「おいっ」ってなったわ。
「元気なうちに聞いておきましょう」って!
自分の老後を子供に託す親って…

たまに私が「子供は3人です」と言うと「じゃあ、老後は安心ですね」とか言われちゃうことがあるんですよね。まあ、挨拶みたいなもんですので「だといあんですがね~」なんて応えていますが。
いやぁ…

第1章の心構え編と第2章のコミュニケーション編は、何となく著者の考えに全面的に賛成できない所が多々ありムムムとなりました。
それ以降のページは実務的で役に立つ情報がたくさんです。

「私も早いうちから、自分に何かあったときのための準備をしておこう」と思わされた本です。
「何がどこにあるのか、お金はどうなっているのか」子供達は困るだろうな…
「介護を子供達にさせたくないな、延命措置はしてほしくないな、お墓もいらない」意思表示をしておかなくちゃ。
そんな風に読みました。
子供には自分の人生を自由に生きてもらいたいものです。
私が重荷にならないように。

別居介護の必要な準備や心構えが細かくアドバイスされた良い本でした。

ただ、考え方や価値観の違いがあって…☆1.5!
先に同じシリーズを2冊読んじゃってたしな。

↓こちらの本です

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