認知症予防最前線 文春e-books

著者は「週刊文春」記者の伊藤雅将さん。
文春e-booksは「週刊文春」から話題の記事3編を収録した電子書籍だそうです。なのでKindle版しかなく、お値段100円。Kindle Unlimitedでは0円です♪

電車での移動中に読みました。


「5人に1人が認知症」10年後の現実にこう備えよ!
認知症予防 年代別症状別決定版
認知症予防は「歯が命」


「5人に1人が認知症」10年後の現実にこう備えよ!
初出は2015年1月。

2025年には65歳以上の5人に1人が認知症という将来の推計値が示され、そのまま推移して行けば2040年には4人に1人、2060年には3人に1人が認知症になる。もはや認知症対策は国家戦略として取り組むべき課題である。

という、ショッキングだけれど最近よく目にする明るくない話題で、この章は始まります。「ではどうやって予防して行けばよいか」と科学的根拠の多い予防法としてあげられているのが次の8項目。

  • 運動週間をつける
  • 高血圧の改善
  • 人的交流など社会認知活動を増やす
  • Ⅱ型糖尿病の改善
  • 地中海食などバランスのいい食事を摂る
  • 適正体重の維持(生活習慣病の改善)
  • 禁煙する
  • うつ状態の改善

これは健康になるよね…。むずかしいけど。
2040年というと23年後。私がちょうど65歳だ!
娘が41歳! 今の私ぐらいか。息子は28歳…。

運動週間、バランスのいい食事、うつにならないようにね。かしこまり!
がんばります!

でもさ、ちょっと安易な計算ではありますよね。
「このままじゃいけないから改善しましょう」ってことなんでしょうが。

それと、これから一番大切になってくるのは「認知症に関する理解を深める」ことと「認知症を必要以上に恐れないこと」だそう。
認知症を『わけのわからない恐ろしい病気』と思わず『生活障害』と見ることが必要だという、NP法人ハート・リング運動の早田雅美事務局長のアドバイスは、なるほどと思います。

認知症予防 年代別症状決定版
初出は2015年2月。

40〜50代・60歳以上それから認知症予備軍(MCI)・認知症初期に分けて認知症の予防方法をアドバイスしています。
運動と食事についてのことが書かれており、やはり適度な運動と適切な食事ですね。
章の最後に「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」があります。
チェック1「財布や鍵など、物を置いた場所がわからなくなることがありますか」
!!
あります〜
ドキッとしたわ。
20点以上なら医療機関を受診した方が良いチェックリスト、15点でした。

認知症予防は「歯が命」
初出は2015年2月。

近年、歯を健康に保つことが認知症予防に大きな効果を発揮するという研究結果の章。摂食機能療法を専門とする日本大学歯学部の植田耕一郎教授のお話が中心です。
入れ歯を入れることでかんで食事ができるようになると

  • 生活意欲が上がる
  • 脳の血流が上がる

という効果があると。また見た目もまったく違ってくるので、鏡を見せるとすごく素敵な笑顔で笑ってくれるというようなエピソードの語られています。
実際に「歯の数」と認知症の関連を明らかにした研究も掲載されています。
認知症だけではなく、生活レベルや意識の違いが「歯」には顕著にあらわれますよね。しげさん、レレレのおじさんみたいに、すっかすかだわ…なおしてもらおっと♪

ちなみに、1番認知症になっていない人の割合が低かったワースト1は、「歯がほとんどなく義歯未使用」のグループでした。

「歯が大切」という根拠や、効果的な歯磨きの仕方と日常生活で実践しやすいアドバイスが述べられています。
そのなかで私のお気に入りはこれ。
「舌先で歯の表側の歯ぐきをぐるりと回す体操」
右回りと左回りを20回ずつ、食後に行うのが効果的だそうです。
噛み合わせの歪みを予防でき、唾液が出るので若返りホルモンの分泌が促進されるって!! やるぞ〜
さらに、「脳の感覚野や運動野の3分の1が口回りに関係していますから、舌を動かすことで脳が活性化し認知症や記憶力低下の予防にもなる」そうです。
やるぞ〜!

口腔ケア、歯の治療かぁ。見落としてました。
レレレのおじさん、似合ってるけど下流老人丸出しだしな…。

さくっと読み終わる本です。文春の抜粋ですしね。そういえば、私のスマホで見るとなぜか、本で言うところのノド、画面の切れ目に文字がかかるというなぞの現象が。縦書きなのは読みやすくて好きなんだけど私の設定の問題かしらね?

でもすごく面白く読めました。…☆2.5!

↓こちらの本です

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